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ハリネズミの飼育グッズ選びと飼育方法のポイント

 今回は、最近、メディアでも取り上げられることが多いハリネズミ。そんなハリネズミの購入を考えている方に正しい購入の仕方と飼育方法に関してお話をしたいと思います。

1. まずはハリネズミの生態を知ろう!

生息地

 ハリネズミの生態についてお話ししたいと思います。野生のハリネズミはアフリカ、ヨーロッパ、ユーラシア大陸など広範囲に生息をしています。どの辺に生息をしているのかというと森や草原などに生息をしています。

分類

 ハリネズミの分類は、ヨツユビハリネズミ(ピグミーヘッジホック)(ハリネズミ目ハリネズミ科ハリネズミ亜科)です。

体長

 体の大きさですが、体長, 14~21cm程度で体重, 300g~600g程度になります。

生態

 好きな食べ物:野生の場合は、主になめくじや昆虫類を食べます。飼育する場合は専用のペットフードなどが良いとされています。性格は、普段はおっとりしていますが、獲物を見つけたりすると機敏になることあります。ハリネズミは夜行性で群れは作らずに単独で行動をしていきます。

2.飼育方法

では、ハリネズミを飼育する場合は、どのように飼育するのが良いでしょう。飼育のポイントをご説明していきたいと思います。

 

飼育環境

ケージ: 広々としたケージ(ガラス水槽やアクリルケースなど)を用意し、床面積を広く確保しましょう。次の項目でケージをご紹介しています。

 

温度: 寒さに弱いため、ケージ内は常に25℃~28℃に保ち、冬はペット用ヒーターなどで保温しましょう。

 

床材: 木材チップやトウモロコシの穂軸を乾燥させて砕いた床材のコーンリターがおすすめです。

 

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巣箱: 安心して休めるよう、市販の巣箱やポーチなどを設置しましょう。

 

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回し車: 運動不足解消のため、直径25cm以上の回し車が必要です。

 

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トイレ: トイレを覚える仔もいるので、トイレ用の砂やペットシーツを用意しましょう。

 

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水飲み: 常に清潔な水を、給水タンクなどで用意しましょう。

 

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餌入れ: 安定感のある陶器製のものがおすすめです。

 

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食事

主食: ハリネズミ専用のフードを主食とし、成長段階に合わせて高品質なものを選びましょう。

 

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副食: 栄養バランスのため、ミルワームなどの昆虫、ゆで卵、鶏肉、野菜、果物を少量与えましょう。

 

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おやつ: 与えすぎに注意し、少量の果物や野菜、煮干しなどを occasional に与える程度にしましょう。

 

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→他にございましたら教えて下さい。

 

飼育の仕方

 

ケージの掃除: 毎日トイレと餌入れを掃除し、床材は週に1回程度交換しましょう。

 

水浴び: 水浴びなどはしませんので基本的には不要です。

 

爪切り: 必要に応じて、小動物用の爪切りで切りましょう。

 

健康チェック: 毎日様子を観察し、食欲や排泄物に異常がないか確認し、異変があれば当店にご相談いただくか、動物病院で受診しましょう。

 

その他の注意点

 

ハリネズミは夜行性です。夜に活動的になるため、生活リズムを考慮してあげましょう。そして単独で生活をしますので飼育は単独飼育にしましょう。またハリネズミは臆病なので大きな音を立てたりするのは、避けましょう。触る時は、優しくゆっくりと近づいてあげましょう。

 

3.ハリネズミを飼育する時の気を付けることは?

ハリネズミの飼育環境ですが、ハリネズミは寒さが苦手ですので、特に冬場の温度管理はとても重要になります。気温の目安は人間が過ごしやすいと感じる24-27度くらいが理想的ですが、20度を下回る飼育環境では体調を崩す危険性があります。ケージの下に敷くシートタイプの保温グッズで部分的に温めたり、ケージ内全体を温めるタイプの保温グッズを設置したりして、温度管理には十分注意をしてください。夏場は、部屋を閉め切ってしまうと蒸し暑さで弱ってしまいます。窓を開ける、もしくは扇風機で風を間接的に送るなどをして、熱のこもる状態を避けてあげてください。そして、ケージの中にアルミプレートや大理石プレートといった保冷グッズを敷いてあげると、暑さを感じた時にそのうえで暑さを凌いでくれます。なお、暑さ寒さが厳しい季節には、室温を見ながらエアコンも併用してください。

ハリネズミは音に敏感?

ハリネズミはとても臆病な動物です。例えば救急車の音や電車の音がすると怯えてしまいます。だからと言ってハリネズミのために静かにし過ぎるのもよくありません。飼い主が生活をする中で、話声やテレビや掃除機の音などは次第になれていきます。静かにしてあげた方が良いのですが、過保護にし過ぎてしまうといつまでも生活に慣れないので、様子を見ながら適度に生活音に慣れさせることを心がけましょう。

ハリネズミのお手入れは?掃除の方法は?

基本的にハリネズミのケージのお掃除は手間がかかりません。日々のお掃除は糞を捨てるだけです。特に汚れる箇所は、回し車の下です。ハリネズミが回し車で運動をすると腸の働きが良くなるようで、そこで糞をすることが多いです。回し車用のメンテナンスシートなども販売していますので、敷いていればシートの交換だけで済みますのでお掃除も楽になります。ハリネズミはトイレの場所をなんとなく覚える子もいます。飼い主が糞を一か所に集めて置いておくとその場所で糞をしてくれる場合もあります。トイレトレーニングも試してみてください。なお、床材のにおいや汚れが気になるようになれば、定期的にケージを洗い、床材を新しいものに変えてあげてください。

餌の量やあげ方は?

ハリネズミの餌のあげ方ですが、ここでは飼育するハリネズミの餌について説明をしていきたいと思います。飼育する場合の主食は、栄養のバランスがとれた専用のペットフードが適しています。ハリネズミフードや食虫動物用フードなどを食べます。野生のハリネズミなら昆虫を食べたりしますが、飼育する場合は、特にあげなくても健康などには影響ありません。昆虫類をハリネズミの主食として与えている飼い主さんもいらっしゃいますが、昆虫などを好んで食べるようになると人工フードを食べなくなってしまう場合があります。飼い主さんの負担も考えると、なるべく人工フードを主食としていくのが好ましいと思います。因みに人工フードには、昆虫類の栄養素も含まれているので栄養面でも安心です。

 

ハリネズミの餌に関しては下記のページでも詳細を書いていますのでぜひ参考にしてください。

ハリネズミはどんな餌を食べるの?餌の量やあげ方のポイント!

4.ハリネズミのカラーバリエーション(種類)について

 飼育方法をご説明をしましたが、次にハリネズミのカラーバリエーション(種類)についてご説明をしたいと思います。ここでは代表的なカラーバリエーションを一部、ご紹介してきたいと思います。

スタンダードカラーの・・・

ソルト&ペッパー

 ハリネズミをテレビや写真でよく見られるカラーがソルト&ペッパーです。

ソルトアンドペッパー
見た目に優しい・・・

シナモン

 針は薄めの茶色で目は黒色、見た目に優しいイメージを持つシナモンです。

シナモン
鮮やかに真っ白な・・・

アルビノ

 全体的に白さが鮮やかなアルビノ。皮膚と鼻と目がピンク色のアクセントとなり可愛らしいです。

アルビノ
白とシナモンの絶妙な色合い・・・

シニコット

 シナモンとアルビノの中間の色合いのシニコット。絶妙な色合いが可愛らしいです。

シニコット
ツートンカラーの・・・

パイド

 まだらなツートンカラーで不規則なぶち柄で上半身と下半身で色がことなる子もいます。また、ツートンカラーでも白が多い子はピントと呼ばれています。

パイド

その他にもブラウン、チョコレート、ホワイトなどのカラーの子もいます。ハリネズミは意外とカラーバリエーションが多いのです。

5.ハリネズミの値段ってどのくらい?

 ハリネズミの価格は、種類や産地によっても変わってきます。目安としては5,000円から数万円で販売されています。何故このように価格差があるのかと言えば、大量に輸入をしたり、乱繁殖をしたりなどして流通させている生体が安価な価格で販売されています。一方、数万円の生体は、良質なブリーダーがしっかり育ててから出荷しています。または、輸入したものでもしっかりとコンディションが整うまでは店舗で飼育をして、健康状態が良くなってから販売をしているものが数万円の価格で販売されています。ここで購入前に考えて頂きたいのは、ブリーダーや輸入後にコンディションを整えて販売している店舗は決して、ハリネズミを高額で販売することが目的ではないということを理解して頂きたいです。ハリネズミは生き物です。販売後も健康にパートナーと過ごせるよう、しっかりとした健康状態で飼い主様へお引き渡しをする義務が販売者にはあると思います。そして、動物愛護の観点から考えても、物を売るように大量仕入れしたものを安価で販売する行為は、ハリネズミの生命を無視した行為だと感じます。ですから、購入後も飼い主が飼育に不安を感じないようにフォロー出来る状態でなければならないと思います。ハリネズミが幸せな人生を送れることを考えて、ハリネズミが健康でいられるルートで購入することをおすすめします。

6.初めて飼育を始めたいという方へ

ハリネズミを飼育したいと考えている方に「ハリネズミの飼育ポイントは?」と聞かれたら「ハリネズミを如何に触りやすい仔に育てるか!」と答えます。ハリネズミは警戒心が強い動物です。慣れていないと掌に乗せても、しばらく顔を見せず丸まっていることがあります。ただ購入時にそのような状態であっても、愛情をもってお世話し、しっかりコミュニケーションを取ることにより、次第に警戒心が和らぎ顔を見せてくれるようになります。そんな時、家族になれた実感がわくと思います。

 

見ているだけでも可愛いハリネズミですが、やはり触れ合うことがペット飼育の喜びにも通じますし、いつもビクビク震えながら警戒している状態では、ハリネズミにも多大なストレスがかかると思います。また、動物病院の先生曰く、触りやすい仔はあまり丸まらないので診察しやすいそうです。そのような観点からしても、警戒心の少ないおおらかなハリネズミに育てることこそが、ハリネズミ飼育の最大のポイントと考えます。

 

ちなみに、購入を希望されている方にオスとメスのどちらが飼いやすいかと質問を受けますが、性別はあまり関係ありません。購入される方を拝見していますと、カラーリングで選ばれる方、顔を出した時に可愛らしい顔を見て選ばれる方と、購入を決められるポイントは様々です。フィーリングも大事ですが、購入後のコミュニケーションはもっと大事です。愛情をもって飼育していけばハリネズミも信頼し、きっと可愛らしい姿を見せてくれるはずです。

 

最後に、ピュアアニマルで取り扱うタイ産のハリネズミは契約ファームから直接仕入れていますが、入荷したての仔をすぐに販売は致しません。なぜなら、前述でも少し触れましたが、入荷して間もない仔はかなりか弱く、状態も安定しないため、お客様にお引渡ししてもすぐに体調を崩してしまい、最悪命を落としてしまう場合があります。さらに、ダニやカビといった皮膚疾患を患っている可能性もあります。当店では健康状態が上がるまでしっかり管理しますので、安心してお迎えして頂くことができます。また、国産のハリネズミは、小さい時からブリーダーさんがコミュニケーションをとって飼育していますので、はじめから懐っこい仔もいます。当店生まれの仔もおりまして、しっかり母親の母乳を飲み切った仔ばかりですので、健康状態も良好で大変おすすめです。なお、購入後も安心して飼育して頂くために、当店ではアフターケアにも力を入れています。飼育にお悩みの時は、いつでもお気軽にご相談ください。

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