今回は、エキゾチックアニマルの中でも根強い人気のモルモットについてご紹介していきたいと思います。既に飼育している方はご存じだと思いますが、モルモットには種類があります。どのような種類があるのかご説明していきたいと思います。またモルモットの可愛い性格についても触れていきたいと思います。
モルモットの種類について
モルモットは、毛の長短や毛質が巻き毛やつむじなどで種類分けされます。色で種別されることは無いです。
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モルモットの主な種類
短毛
イングリッシュ(スタンダード):イングリッシュモルモットは最もよく知られているモルモットで、短毛種であるため、ペットショップなどでは“ショートモルモット”という名で販売されることもあります。野生には存在しない種類です。
長毛
シエルティ:シェルティモルモットは、長い絹のような美しい長毛が特徴のモルモットです。 ストレートロングヘアーは高級感があり、女性に人気の品種です。 シェルティモルモットは、モルモットの中でもイングリッシュモルモット同様人気がある種類です。
巻毛
テディ(アメリカ):ノーマルモルモットの改良品種であるため、野生には存在しておらず、アメリカで発見された突然変異のモルモットです。ちぢれた体毛が特徴的で、見た目は“レックス”という品種と非常によく似ているが、テディはアメリカ、レックスはヨーロッパで発見された種である。カラーバリエーションも豊富。テディモルモットは、アメリカンとアビシニアンの2タイプを繁殖させつくり出された種類なので、それぞれ毛質、毛づやも違う。毛質はやわらかい毛質。
巻毛
レックス(イギリス):ノーマルモルモットの改良品種であるため、野生には存在しておらず、イギリスで発見された突然変異のモルモットです。テディによく似た縮れた短毛 の品種で、テディモルモットと比べ、 毛のカールが多いことが特徴です。カラーバリエーションも豊富な種類です。
無毛
スキニーギニアピック:スキニーギニアピッグはその中の無毛種。名前の通り“毛が無いモルモット”で、鼻・足先に多少毛が残るタイプと全身無毛のタイプがいます。カラーもさまざまで、全身がピンクや黒、茶色や黒の斑模様の個体もいます
くせ毛
アビシニアン:全身にロゼット(つむじ)があり、寝ぐせのように見える巻き毛がアビシニアン最大の特徴です。その毛は、4~5cmとイングリッシュやクレステッドより長く、直毛ですが少し手触りは荒くなっています。毛並みが左右対称だと、観賞価値が高いとされています。
くせ毛
クレステッド:ノーマルモルモットの改良品種であるため、野生には存在しておらず、身体は直毛の短毛なのでイングリッシュと似ています。頭部にロゼット(つむじのようなもの)があります。クレステッドの中にも2種類あり、アメリカ系とヨーロッパ系に分かれます <アメリカ系>ロゼットの部分のみが白く、身体に白い模様がありません。
モルモットの性格は?
モルモットは臆病ですが、温厚でおとなしく、穏やかで触れ合いやすいのが特徴です。また噛んだりせず、慣れると甘えてくれるようになります。コミュニケーション能力も高いのでペットとして飼育しがいがあります。また、このようなケースもあります。餌の時間に冷蔵庫を開ける音で餌だと覚えると、その音に反応し、餌をねだってアピール鳴きします。また、お腹が空いてもピーピー鳴いてアピールします。
モルモットの飼育について
毎日水を替え、新鮮な餌をやりましょう。
巣箱やトイレも清潔に保つため点検・掃除をしてあげてください。
週1回は床材を取り替え、月1~2回はケージ全体を洗ってください。
また、モルモットは広いところが好きなので、毎日30分~1時間くらい、部屋の中で運動させてください。餌は1日に朝夕2回与えてください。水はこまめに取り替えてあげましょう。
春:冬毛から夏毛に生え変わる時期なのでよくブラッシングをしてあげましょう。
天気のいい日は外で遊ばせましょう。
夏:この時期は暑く、湿度が高いので、ケージは涼しいところに置いてください。
秋:食欲旺盛な時期、栄養たっぷりの餌を与え、寒い冬にそなえましょう。
冬毛に変わる時期なのでまめにブラッシングも必要です。
冬:モルモットは寒さに弱いので、夜はケージに布をかけ、巣材を多くして、暖かくしてあげてください。
※布をかける場合、ペット用ヒーターの安全性を十分に確認してください。