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チンチラってどんな動物?チンチラの飼育方法など解説

 「チンチラ」という名前は聞いたことがあるものの、どうやって飼うのか?そもそも飼いやすい動物なのか知りたい人もいるでしょう。本記事ではそのような人に向けて、チンチラとはどんな動物なのかをはじめ、飼育方法などを紹介します。

チンチラはどんな動物?

 チンチラは、齧歯目チンチラ科チンチラ属に分類される齧歯類の動物です。体長は25~35センチメートルで、体重は400~600gほどの個体が多くいます。ハムスターよりも大きく、ふわふわした毛並みを持っていることからウサギと間違えられることも多くありますが、ウサギではなくネズミの仲間です。また、チンチラは長いしっぽを持っているという特徴があります。この長いしっぽは身体のバランスを取るためにあり、しっぽがあることで足場が不安定な場所でも素早く動き回れるのです。機嫌が悪いときや発情したときなどにしっぽを振ることもあります。性別に関しては、オスのほうが気性は穏やかで、メスのほうが神経質なタイプが多い傾向があるでしょう。

チンチラ

なお、一口にチンチラといってもその種類は、タンビチンチラ・コスチナチンチラ・オナガチンチラなどさまざまあります。その中でもペットして飼育されるのはオナガチンチラが多いでしょう。また、「スタンダードグレー」と呼ばれるグレーの毛色を持つ種類をはじめ、青紫色の毛色を持つ「バイオレット」や全身が真っ白の「ホワイト」、全身が黒色の「ブラックエボニー」など、さまざまな毛色のチンチラがペットショップにいます。毛色によって値段が異なる点も特筆すべき点です。

 

中でもスタンダードグレーは比較的手に入れやすい価格で販売されている一方、バイオレットなど、種類によっては高値がつけられている場合もあるでしょう。同じ毛色であっても血統などによって価格は変動します。また、年齢によっても価格に違いが出るでしょう。年齢が若いほど高値になる傾向があります。

 

野生のチンチラは南米のアンデス山脈の頂上付近に生息し、山地の岩場にオス、メスと子どもが集まり集団生活を送っています。昼間は巣穴にいて、夜に活動し始める夜行性です。食事は植物の葉や根、サボテンやコケなどの植物質を摂取して生活しています。また、-15~-20度という寒冷地かつ、湿度が0%に近い場所に生息しているため、高温多湿な場所が苦手です。寿命は野生のチンチラは約10年ですが、ペットとして飼育されているチンチラはそれ以上生きる場合も多く、中には20年以上生きたという報告もあります。

 

ギネス記録としては、29年229日という記録が残っているようです。チンチラは鳴かないため、静かで飼育しやすい動物といえるでしょう。また、寿命も長く、病気しにくい生態である点も飼いやすさの1つといえます。臭いも気にならないため、ペットとして人気が高いです。

 

チンチラの飼育方法とは

 チンチラを飼うときには、なるべく広めで高さのあるゲージを選ぶとよいでしょう。チンチラはジャンプ力があり上下に移動することが多いほか、走り回ることがあるため、そのようなゲージがおすすめです。ちなみにおっとりしているように見えるかもしれませんが、走るスピードは意外にもとても速く、ゲージから部屋に出すと部屋中を駆け回るような活発な動物といえます。ゲージの中でも好きに動き回れるような環境を提供するのが望ましいです。動くことが好きなため、回し車などのおもちゃもあるとよいでしょう。

 

また、砂浴びをするため、砂浴び用の容器にチンチラ専用の砂を入れておくことも大切です。チンチラにとって砂浴びは皮膚病の予防や消臭のために必要な行為といえます。砂浴びをさせないと毛にゴミや皮膚から分泌されるラノリンが絡まることで毛がぼさぼさになったり、固まりになったりしてしまうため注意が必要です。なお、チンチラは水に濡れることを嫌うため、水浴びをさせる必要はありません 。1日1回、30分~1時間ほどの砂浴びができるような環境を整えておきましょう。砂浴びの砂は皮脂やチンチラの排泄物などによって汚れてしまうため、定期的に交換をして清潔な砂を与えてあげるとよいです。

チンチラ 飼育方法

 そのほかは食べ物を入れる食器や牧草入れ、給水器を設置しましょう。前述の通り、チンチラは水に濡れることを嫌うため、身体が濡れないように給水器で水を与えるのが好ましいです。チンチラが何を食べるのかについては次の段落で解説します。チンチラは狭いところが好きなため、寝床として巣箱などを用意しましょう。

 

かじり木として木のおもちゃや枝などを与えるのもよいです。チンチラの歯は放っておくとずっと伸び続けてしまうため、かじり木をかじって自分で歯を研がなくてはいけません。なお、チンチラを飼育するのであれば、室温にも気を配ることが大切です。適する温度は10~25度であり、それ以上高くなると体調を崩しかねません。そのため、エアコンを活用するなどして1年を通してその程度の室温を保つための工夫が必要です。また、湿度にも気を配りましょう。なるべく湿度が50%を超えないように、場合によっては除湿器などを活用して過ごしやすい環境を作ります。

チンチラに適する食事とは

 チンチラは草食であり、ペットとして飼育する場合はチンチラ専用フードや牧草などを与えるとよいでしょう。なお、野菜や果物をあげようとする人もいるかもしれませんが、玉ねぎなど、避けなければいけない食材もあります。そのため、野菜や果物を与える場合はあげる前に食べさせてもよいものかどうか調べることを心がけましょう。与えてもよい野菜や果物の一例としては、小松菜やニンジン、キャベツ、リンゴやバナナなどが挙げられます。ドライフルーツをあげると喜ぶ場合が多いものの、おやつのあげすぎには注意が必要です。以下でチンチラにおすすめの餌をいくつか紹介します。

コンプリート(チンチラ&デグー用)

獣医師によって開発されたもので、チンチラとテグーに適するように特別に調整されています。砂糖を加えずに亜麻仁を使用している点や繊維が豊富に含まれている点が特徴のフードです。与える量は個体の大きさや品種によって変わりますが、1日あたり30~45gほど与えるとよいでしょう。与える際は牧草と一緒にあげることが推奨されています。

 

 

コンプリート(チンチラ&デグー用)

コンプリート(チンチラ&デグー用)

プラスシリーズ チンチラプラス

高繊維質のチモシー牧草と栄養化の高いアルファルファ牧草をバランスよく配合して作られたチンチラ専用のフードです。タンポポやオオバコも配合されている点が特徴といえるでしょう。チンチラの丈夫な骨格を形成したり、毛づやを守ったりするなどの効果が期待されています。

 

 

プラスシリーズ チンチラプラス

イースターペット チンチラセレクション

獣医師や動物園飼育技師などによって開発されたチンチラ専用高品質総合栄養フードです。チンチラに適する栄養成分にこだわっているほか、健康維持のために乳酸菌や高濃度殺菌菌体などが配合されている点も特筆すべきでしょう。また、チンチラが食べやすいように形状にもこだわって作られています。

 

 

チンチラセレクション

1番刈プレミアムソフトチモシー牧草

シングルプレスよりも潰れており適度に柔らかい1番刈りチモシー!デグー、チンチラ、ジリスやウサギ等牧草を好む小動物に適した固さが残っており、栄養や繊維質も十分にある青々とした香りが残るチモシーです。

 

 

 

1番刈プレミアムソフトチモシー牧草

1番刈プレミアムソフトチモシー牧草

チモシーパフスティック

チンチラなどの小動物に適した健康的なおやつです。食物繊維が豊富に含まれていて、消化器系の健康や歯の衛生状態を良好に保つ効果が期待できます。1週間に2~3本を目安に与えるとよいでしょう。

 

 

チモシーパフスティック

 

 

 

チモシーパフスティック

チンチラは人に慣れるのか

 チンチラは人に慣れることでも有名な動物で、それが人気の高い理由の1つでもあると考えられます。明るく好奇心旺盛で遊ぶことも好きです。人懐っこい性格であるため、飼育しやすい点も魅力といえます。人間の3歳児程度の知能を持っているため、繰り返し教えれば自分の名前を認識させることも可能です。また、飼い主の顔も覚えられます。耳もよいため、頻繁に言葉かけをしてあげるのもよいでしょう。撫でてあげたり、おやつを手渡しで与えたりすることで信頼関係を深められます。

 

信頼関係が深まると手のひらで餌を食べたり、甘えてきたりしてくれるでしょう。ただし、警戒心が強く、周りの音を気にしやすいなど繊細な一面もあります。ストレスを溜めやすく、場合によっては神経性のショックで死んでしまうこともあるため、注意しなくてはいけません。そのため、刺激やストレスを与えないように接し方に気を付けたり、飼育環境に気を配ったりすることが重要です。

チンチラ ブラックオパール

 今回は、チンチラのことについてご説明していきました。知能が高くコミュニケーションを取ることも出来るチンチラに興味を持たれた方は、こちらからチンチラをご覧いただくことが出来ます。チンチラの他にもかわいいエキゾチックアニマルたちがご覧いただけます。

店頭でもご覧いただくことも可能なのでお気軽にお問い合わせください。

 

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