今回は、デグーの寿命と健康管理について説明をしていきたいと思います。コミュニケーション能力が高く頭の良いデグーをいつまでもパートナーとしていられるように解説をしてきたいと思います。
Contents
1. デグーの基本情報
デグーの基本情報をお伝えしていきたいと思います。
●品種名:デグー( 齧歯目(ネズミ目)ヤマアラシ亜目 デグー科)
●生息地:南米のチリにあるアンデス山脈の標高の高いところに主に生息していますが、比較的暖かい場所に生息しています。そして穴を掘って生活しています。
●体長:体長は1胴体が12~20㎝ほどで尾は除きます。体重:350g程度
●好きな食べ物:草食で主にイネ科の植物を好んで食べます。イネ科の植物以外にも植物の葉っぱや種、根っこまで食べることもあります。
●性格:コミュニケーション能力が高く好奇心が旺盛でいろいろと興味を持ちます。少し臆病な性格なので優しく接してあげるのが良いです。
●特徴:トレーニング次第では芸を覚えたり、道具を使うことを覚えたりするデグーもいるようです。
2. デグーの寿命はどのぐらい?
次にデグーの寿命について説明していきたいと思います。デグーの寿命は、約7年~10年と言われています。小動物にしては長生きの部類に入ります。ただ食生活や生活環境で変わってきます。これは人間と同じですね。
また、知能が高いという事は、生活環境でストレスを感じてしまう事もあります。どのような事がストレスになるのか?デグーは聴覚が発達しているので、騒がしい音が苦手です。なるべく穏やかにいられる環境を提供してください。ストレスの面でもう1点重要なのは、デグーは嗅覚も優れています。ですから飼い主の匂いを覚えてもらうのも方法です。コミュニケーション能力が高いので匂いで覚えてもらえると飼い主を認識するようになり、匂いで安心感を与える事ができます。パートナーとして一緒に楽しく暮らせる環境を提供できればデグーもそれに応えて楽しく生活できるとはずです。
3.デグーが健康でいるために…
上記でも説明をしましたがデグーが健康に生活するためには、食生活と生活習慣で変わってきます。ではどのような食生活と生活習慣を提供すれば良いのでしょうか?
デグーの食生活
デグーは草食動物です。その中でもイネ科の植物が好物です。イネ科の植物以外にも植物の葉っぱや種、植物の根っこまで食べることもあります。飼育する際は栄養面も考えて餌を与えて下さい。デグーは餌容器に一度に多く入れてしまうと無くなるまで食べてしまうので適量を入れて量を調整してあげる事も必要です。そのような注意点を踏まえておすすめの餌をご紹介していきたいと思います。
デグーの食生活
デグープラス「ダイエットメンテナンス」
野生と違って家の中で生活をするのは、どうしても運動不足に陥りがちになります。適度な運動をさせる事が望ましいですが、それでも餌には注意を払いたいです。そんな栄養面を考えた場合、デグープラス「ダイエットメンテナンス」をおすすめします。デグーは体内でビタミンCを合成できないと言われています。長期保存安定性に優れたビタミンCを配合し、厳選した良質な素材を使用して、植物が好きなデグーが喜ぶチモシー牧草をベースに作られたフードで繊維質を多く含んでおり、且つ低カロリーなのでデグーも喜んで食べられる上に栄養面でも安心して与えられる餌になります。
ひかりデグデグ
デグー用の完全草食動物の専用色です。噛み応えもあり一般的なペレットの約2倍の硬さになので、咀嚼(そしゃく)時間が長くなり、デグーの歯は、一生伸び続けるので歯をすり減らす手助けにもなります。また、硬いものをガリガリ食べることでストレスを緩和にもなります。このひかりデグデグは、腸内環境を健康に保つ成分が入っています。ひかり菌という菌が含まれているので腸まで届いて健康維持の役に立ちます。またビタミンCも含まれているので栄養面も安心です。尿臭を抑える効果もあり飼育がしやすくなります。
デグーセレクション
デグーセレクションは、良質のイネ科のデグーが大好きなチモシーを主原料に用い、消化に配慮しながら成長に必要なビタミンも配合されており、オオバコやタンポポなど安心で安全な野草粉末が含まれて高い嗜好性でありながら健康を維持する一石二鳥の餌になります。
デグーにおすすめの生活環境
温度
デグーの生活環境は、暑からず寒からずの環境を提供してあげる必要があります。直射日光が当たる極端に暑い場所、逆に隙間風が入る窓際のような極端に寒い場所は避け、なるべく一定の温度がキープできる場所で生活させて下さい。特に夏冬のエアコンは、直接デグーに風が当たらないようにしてあげてください。エアコンが必要なさそうな時期は、動物用の保温冷グッズなどを使用していくのをおすすめします。ケージの近くにテレビやステレオがあるのもNGです。音に敏感なデグーは、ストレスに感じてしまい快適に生活できなくなりますので注意してください。
運動できる環境
デグーは運動量が豊富です。ケージも可能な限り大きめの物を用意してあげましょう。知能が高いデグーはケージの中に入れて餌を与えるだけという飼育だけでは、ストレスを感じてしまいます。ケージの中は運動を楽しくできる環境を提供して時には一緒に遊んであげましょう。
デグーは歯が命
ケージの中にあると良いのがホイール(回し車)とバーチです。運動量の多いデグーには定期的に運動をする環境が大切です。ケージ内を飛び跳ねながら移動できるよう、ステージやステップも設置してあげるとデグーも喜んで遊んでくれます。またデグーに欠かせないのは、かじり木です。デグーの歯は伸び続けるので放っておくのは危険です。切歯が上あごに刺さってしまい健康に害を及ぼす事もあります。そうならない為に、かじり木の用意をしてあげましょう。そして先程、餌のご紹介にもありましたひかりデグデグで歯を使って伸びないようにしてあげましょう。また餌の容器やおもちゃなどをプラスチックにしてしまうと歯で削ったプラスチックのかじりカスがお腹の中に溜まってしまう可能性があるのでかじっても歯が立たないものを用意しましょう。
デグーに欠かせない砂遊び
血尿に注意!?
デグーを飼育している方からこんな質問が来る事があります。「飼育しているデグーのケージに血のようなものがあるのですが?」運動量が多いデグーが知らぬ間にどこかに体をぶつけて出血したのかも…または、変なものを食べて体調を崩したのかも…心配すると思います。しかし、それは色素尿の可能性が考えられます。デグーは食べたものによっておしっこに色がつく事があります。一過性なら色素尿が原因と考えられます。度々、続くようでしたら一度、当店へご相談ください。場合によっては動物病院をご紹介します。
デグーの長生きの秘訣はスキンシップ!
デグーに欠かせない一番のポイントは、飼い主とのスキンシップと言っても過言ではありません。本来、野生のデグーは群れで生活しています。群れで生活するという事は、社会性がありコミュニケーションを取って生活をする動物です。可能な限りスキンシップを取ってあげる事が長生きの秘訣だと思います。デグーはトレーニング次第では芸を覚えたり、道具を使う事を覚えたりする事も可能です。飼い主が親密になりたいなら自分の匂いを覚えさて徐々に距離感を保ち、餌を手から与えるなどして信頼関係を構築してください。そのうちに自ら飼い主の肩に乗ってきたり、手の中に自ら入り込んだりしてくれます。また飼い主の顔も覚えてくれます。そのうちに名前を呼べば反応もしてくれます。信頼関係ができて機嫌が良くなれば、様々な鳴き声で応えてくれるようにもなります。このように飼い主と関係が築ければ必然的にデグーも楽しく生活できるはずです。
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