今回は、根強い人気のリスについて取り上げてみたいと思います。その中でも当店でお問い合わせの多い、シマリスとリチャードソンジリスについてお話していきたいと思います。
Contents
●なぜ?シマリスとリチャードソンジリスがおすすめなのか?
シマリスの魅力は、なんといってもつぶらな瞳や見た目の可愛らしさ!
シマリスの魅力といえば、なんといっても見た目のかわいらしさでしょうか。目の周りの白いラインが大きな黒目をより際立たせてくれます。頬袋に餌をため込んだ時の顔もとってもお茶目で愛らしいです。また、手のひらにおさまるサイズ感も魅力ですが、小さな割に寿命を全うすると十年前後生きてくれるところもおすすめポイントです。
リチャードソンジリスの魅力は、コミカルで愛嬌たっぷりな姿!
次にリチャードソンジリスの魅力ですが、かわいいだけでなく、非常にコミカルな印象を受けます。例えば寝姿がユニークで、お腹を出してあおむけで眠ることもあります。寝ながら時折口元をもごもご動かす時は、草原でお腹いっぱい草でも食べている夢を見ているのかと思ったりもします(笑)また、どてっと地面にお尻を付けて、大股を広げおいしそうに食事する様子は本当に愛嬌たっぷりです。 どちらもコミュニケーションを取ってかわいがっていけばなつく動物です。飼い主さんをしっかり認識できますので、なつけばより彼らの魅力にはまり、きっとかけがえのない存在になってくれることでしょう。
●シマリスの生態
次にシマリスの生態について説明をしていきたいと思います。シマリスは、哺乳綱ネズミ目リス科シマリス属に分類されているリスの総称です。シマリスは特定の1種類ではなく、シマリス属の24~25種類全てをと呼びます。北米大陸に多く分布していますが、ユーラシア大陸から東アジアに唯一、シベリアシマリスが分布しており日本では、このシベリアシマリスをシマリスと呼んでいますが、ペットのシマリスはチュウゴクシマリスと呼ばれるものです。
体に縞があり、胴体は12~19㎝ほどですが、尾の長さが10~12cmほどあり胴体と同じぐらいの尾の長さです。シマリスは、高地から沿岸までの様々な森林・森林周辺の開けた環境や市街地の公園などにも生息しており、単独で生活をしています。木の上と地上の両方で生活をしています。木の上でいることが多いですが、岩場や地価などに巣を作ることもあります。冬は冬眠をするため、秋になると大量の木の実や種子を巣の中に蓄えて冬眠をします。
食性は、雑食で様々なものを食べます。みなさんがシマリスを思い浮かべる時にドングリなどの木の実を口に頬張る姿を思い浮かべると思いますが、木の実以外にも葉っぱや花、昆虫そして鳥の卵なども食べます。そして寿命も十数年と長いので人気の高い動物です。
●リチャードソンジリスの生態
そして次は、リチャードソンジリスの生態について説明をしていきたいと思います。リチャードソンジリスは、哺乳綱ネズミ目リス科でシマリスと同じ分類でジリスの1種になります。リチャードソンジリスは、アメリカ合衆国ノースダコタ州、モンタナ州西部、ミネソタ州西部などアメリカ大陸に分布しており、短い草の生えた平原に生息をしています。昼行性でシマリスのように木の上では生活せずに、地上または地下の巣穴で暮らしています。
体の大きさは、胴体が25~30㎝ほどで尾の長さは5~8㎝と胴体はシマリスより大きいですが、尾はシマリスより短いです。食性は主に草食です。花や種子、昆虫なども食べることがありますが、ほぼ草食を食べて生活をしています。寿命は約6年~10年程度です。
●シマリスの飼育方法
シマリスの飼育方法をご説明したいと思います。シマリスは自然界では冬眠しますが、冬眠した時のリスクを考慮すれば、飼育下では温かい環境を保ち、冬眠させないようにする方が良いと思います。また、秋や冬は冬眠をしなくても体が冬眠モードになってしまうことから、気性が荒くなってしまう子も中にはいます。その場合は無理やりコミュニケーションを取ろうとせず、そっとしておいてあげてください。飼育しなれていないと体調を心配してしまうと思いますが、春になればまた元の気性に戻りますので、心配な場合は購入した店舗に寒くなる前に相談をしてみてください。
●リチャードソンジリスの飼育方法
リチャードソンジリスは、巣穴で生活しているイメージが強いジリスですが、リチャードソンジリスは昼行性の動物です。日中は穴から出て十分な日光を浴びています。従いまして、飼育下でも日中はある程度日当たりが良く、明るい環境が作れる場所にケージを置いてあげてください。20度前後の室温が理想とされています。リチャードソンジリスも自然では、冬眠をするので冬場はヒーターなどを使って冬眠させないようにしてあげてください。
【飼育しているペットが冬眠するリスク】
シマリス・リチャードソンジリスともに、自然の中で生活をする生体と比較すると飼育されている生体は免疫力が低下しているため冬眠をさせることはおすすめしません。特に秋から冬にかけては、暖かい環境を提供してあげましょう。ペット用の暖房器具や室内のエアコンなどでなるべく暖かくしてあげてください。もし冬眠をしそうになった場合は、無理に起こさずに部屋の温度を上げて自然に目覚めるようにしてあげてください。
『シマリスとリチャードソンジリスギャラリ!』
みなさまにもっと魅力が伝わればと思い少しですが、フォト&ムービーをご用意しました。 現在。コロナの影響で入荷待ちとなっておりますのでリチャードソンジリスのギャラリーをお楽しみにください。
とっても人懐っこい!
どってと座る…
寝ながらもぐもぐタイム…
並んでもぐもぐタイム…