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フクロモモンガのカラーバリエーションと種類について

1.フクロモモンガとは?

フクロモモンガは有袋類で、フクロモモンガ科フクロモモンガ属の有袋哺乳類です。分布はオーストラリア、パプアニューギニア、インドネシアなど広い範囲に渡っていますが、元来オーストラリアから持ち出された個体が、その他の地域で人工的にブリードされたり、自然界に逃れた個体が自然繁殖したりしたものと考えられています。有袋哺乳類ということでコアラやカンガルーやウォンバットなどと同じ仲間です。よくご来店されるお客様の中で「フクロモモンガってリスの仲間ですか?」と聞かれるお客様がおりますが、フクロモモンガもお腹に袋があるのでコアラやカンガルーと同じ有袋哺乳類です。

2.フクロモモンガの特徴

身体的特徴としては、体長は16㎝~21㎝で、尾は胴体より長いのが特徴です。体重は平均90g~150gですが、人工的に飼育されている個体の場合は、偏食や栄養過多が原因で肥満の個体も多く見受けられます。一般的な個体(ノーマル)は、パールグレイの毛色が背面を覆い、一部が黒とクリームの毛色で、鼻筋から頭頂部、背中にかけて黒のラインが走っているのが特徴です。このノーマルカラーのカラーリング以外に、様々なカラーバリエーションが存在しますが、それらは突然変異の個体をヒトが人工的にブリーディングをして増やした結果そうなっています。そんなフクロモモンガは小さく可愛らしい姿で近年では飼育される方も増えています。また、フクロモモンガが愛される理由として上がられるのは、飼い主にとてもよく懐いてくれるのも人気のひとつです。一度、飼育される方の中でも「もう一匹欲しい!」という声も少なくありません。そんな愛嬌があって愛されているフクロモモンガですが、上記でも説明をしましたがカラーバリエーションが豊富なのも魅力です。次にフクロモモンガのカラーバリエーションについて説明していきたいと思います。

3.フクロモモンガのカラーバリエーション

フクロモモンガのカラーバリエーションは非常に多岐に渡っており、突然変異で産まれた個体をヒトが人工的にブリーディングを行った結果、益々多彩なカラーバリエーションが現れております。以下、代表的なカラーバリエーションをご紹介していきます。あなたの好みのカラーを探してみてください。

フクロモモンガのスタンダードカラー

Standard Grey(スタンダードグレイ)

【特徴】一般的にノーマルカラーと呼ばれているカラーです。尾から頭の先まで走る濃いストライプと、同様に濃いバーが目から耳にかけて見られます。

スタンダードグレイには、その階層に更にカラーバリエーション(Black Beauty、Lion、Cinnamon等)が存在しますが、部分的な特徴を見て、呼称しているようにも見受けられます。[優性遺伝]

Standard Grey(スタンダードグレイ)
真っ白な毛並みに大きな目が可愛らしい

Leucistic(リューシスティック)

【特徴】ノーマルカラーの次に日本ではポピュラーなカラーがこのリューシスティックです。真っ白な体毛に、黒い大きな目が一際目立っている点が特徴です。[劣性遺伝]

Leucistic(リューシスティック)
日本でポピュラーなカラーモザイク

Mosaic(モザイク)

【特徴】モザイクも日本ではポピュラーなカラーリングです。一言で言い表せば「ブチ柄」が特徴で、海外ブリーダーの間では、特徴的なブチ柄が子孫の特定の位置に現れるように試行錯誤しています。つまり、モザイクと呼ばれるカラーリングの階層には、様々モザイクのカラーバリエーション(piebald、Ring Tail、Silver Mosaic、White Mosaic、True Platinum Mosaic)が存在します。[優性遺伝]

Mosaic(モザイク)
エキゾチックな顔立ちで人気のカラーリング

White Face Blonde(ホワイトフェイスブロンド)

【特徴】耳の下から顎に向かって伸びるバーがなく、全体的に明るい体毛に覆われているのが特徴です。とてもエキゾチックな顔立ちのフクロモモンガとしてとても人気があるカラーリングでもあります。[優性遺伝]

 

White Face Blonde(ホワイトフェイスブロンド)
黄褐色の茶色がかったストライプのカラーリング

Creamino(クリミノ)

【特徴】毛皮は黄褐色の茶色がかったストライプのクリーミーな色で、ガーネットの目をしています。アメリカでは「CREME~INO」とも呼ばれているカラーリングです。[劣性遺伝]

 

Creamino(クリミノ)
シルバーに灰色ががかった茶色のストライプのカラーリング

Platinum(プラチナ)

【特徴】毛皮は明るい銀色で、明るい灰色がかった茶色のストライプです。ストライプは他の色のフクロモモンガで通常見られるものよりも狭いです。[劣性遺伝]

 

Platinum(プラチナ)

この他にも様々な交配により、White Tip、Melanistic、Double Recessive、Albino、Caramel・・・などそのカラーバリエーションは21種類以上にも及んでいます。フクロモモンガの購入を検討する際は、気に入ったカラーリングで探すのも楽しみのひとつです。

4.フクロモモンガの繁殖について

フクロモモンガは1年前後で成獣になります。飼育環境とペアの相性が良ければ、一年中繁殖が可能な哺乳類です。ペアは交尾後約14~18日後にベビーが超未熟児として産まれます。ほとんどの場合出産シーンには立ち会えませんが、母親が自分の排泄口から育児嚢の間を舐めながら産まれてきたベビーを育児嚢へと導きます。無事に育児嚢へ入ったベビーたちはすぐさま育児嚢の中で母親のお乳を飲み始めます。

 

一度に出産でおおよそ1~2匹のベビーを産みます。相性の良いペアでしたら一年に3~4回くらいの頻度で出産をしてしまいますので、人工飼育下では、産まれて来たベビーたちのためにも、計画的な繁殖を心掛けていく必要があります。

 

約60~70日間ベビーは母親の育児嚢の中で母乳を飲みながら成長を続けます。ある程度育ってくると、外観でも育児嚢にベビーが入っていることを肉眼で確認できるようになります。その後、110日前後でベビーたちは、育児嚢には収まりきらないサイズにまで成長するため、頭だけを母親の育児嚢に突っ込みお乳を飲んで成長を続けてます。まだ目は開いていませんが、この時期のベビーたちはとても愛らしく、とても癒されるものです。

5.フクロモモンガの食性

自然界のフクロモモンガは雑食性でアカシアや数種のユーカリの樹液、果汁、花粉および昆虫類等を食べています。一方人工飼育下では、フクロモモンガ専用フードが数多く開発されていますので、あえて昆虫類を与えたり、花粉を与えたりする必要もありません。

 

飼育される時は、専用フードがありますので下記をクリックしてご参照ください。

 

フクロモモンガの餌

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