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フクロモモンガにどんな餌を与えたらよい!?

フクロモモンガをご購入される際にご質問をされるのが、フクロモモンガの食生活についてです。大切なパートナーをお迎えする時に気になると思います。そこで今回は、フクロモモンガにどんな餌を与えたら良いかを説明していきたいと思います。

1. フクロモモンガの食性

フクロモモンガは、雑食性の動物です。野生では、様々なものを食べて生活しています。どのようなものを食べているかというと樹液、花蜜、花粉、果物、種子、昆虫などを好んで食べます。また鳥の卵やヒナ、小型哺乳類、爬虫類なども食べる事があります。自然の中で生活をしていると季節によって食べられるものが変わってきます。昆虫が多い時期は昆虫中心に、そうでない時期は植物性のものを多く食べるようです。ただこの食生活は、あくまでもいつ次に食べられるか保証がない自然の中での話です。飼育環境ですと栄養面などを考えて与える必要があります。飼育していく中では、どのような餌を与えるのが良いのでしょうか?

2. フクロモモンガに必要な栄養素

フクロモモンガが必要とする栄養は以下のようなものになります。

 

タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンA・D・E、ミネラル、カルシウムなど

3. フクロモモンガに与える餌は?

飼育下のフクロモモンガに与える餌は、野生での食生活を参考に、栄養バランスを考慮することが大切です。大きく分けて、主食と補助食があります。

 

3-1. 主食

飼育下では、フクロモモンガ専用のペレットフードを主食にあげましょう。専用のペレットフードは、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなど、必要な栄養素がバランス良く含まれていて栄養面を顧慮した場合に安心して与えることが可能です。年齢(ベビー、アダルト、シニア)に合わせて1回の量や与える回数も変わってきます。

 

ベビー:モモンガ専用ミルクをメインにして+固形のフード+果物や野菜の欠片を朝晩あげると良いでしょう。それ以外にも間食としてスポイトでミルクをこまめに与えます。

 

栄養豊富で食いつきの良いモモンガ専用のミルクです。

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小粒のサクサク触感がベビーにも食べやすくてお勧めです。

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アダルト:モモンガは夜行性ですので1日に必要な量を基本晩に1回与えます。朝晩2回に分ける場合、朝は軽め、晩をメインに与えます。パッケージに記載されている量を参考にして個体に合わせて調整しましょう。

 

食いつきも良く、栄養バランスの取れた人気のフードです。

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シニア:アダルト同様、基本晩に1回与えます。運動量が落ちてきますので、一般的には高カロリーを避けたヘルシーフードがお勧めです。ただし、体型にも個体差がありますので、その個体にあったフードを選択する必要があります。また、噛む力が衰えたり歯が悪くなったりしてしまった高齢のモモンガには、フードをふやかして与える場合もあります。食が細くなってしまったモモンガには、モモンガミルクを与えて栄養を摂取させるのもひとつです。

脂質少なめのフードになります。

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3-2. 補助食

 

フクロモモンガは雑食で果物や昆虫も食べます。ペレットフードだけでは不足しがちな栄養素を補うために、補助食も与えましょう。なお、補助食を与えることで食のバラエティも増すことから食事の楽しみを得ることができます。ただし、補助食を与えすぎてしまうとメインのペレットフードの食いつきが悪くなりますので、くれぐれも与えすぎには要注意です。

 

昆虫: ミルワーム、ぶどう虫、コオロギ、ハニーワームなど動物性タンパク質を効率良く摂取できます。

生きたものを与えることで狩猟本能を満たす効果もあります。栄養価が高いため与えすぎには注意が必要です。

 

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生餌が苦手な方にはこちらの商品がお勧めです。

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果物: リンゴ、バナナ、イチゴ、ブドウ、メロンなどビタミンやミネラルを補給できます。

糖分が多いので、少量を週に数回程度にしましょう。

 

野菜: ニンジン、カボチャ、サツマイモ、小松菜などビタミンやミネラルを補給できます。

野菜は茹でると甘みが増し食いつきが良くなりますので、基本茹でて与えます。

 

その他: ヨーグルト、ゆで卵、動物用チーズなどタンパク質やカルシウムを補給できます。与えすぎると肥満の原因になるので、少量にしましょう。

 

フクロモモンガの餌はこちらからご覧いただけます。

 

 

 

 

フクロモモンガに与えてはいけにもの控えた方がよもの

 

チョコレート・ココア: カカオに含まれるテオブロミンという成分が中毒症状を引き起こします。嘔吐、下痢、興奮、不整脈、最悪の場合は死に至ることも。

 

カフェイン: コーヒー、紅茶、緑茶、コーラなどに含まれるカフェインは、フクロモモンガの中枢神経を刺激し、興奮、不眠、震え、痙攣などを引き起こす可能性があります。

 

ネギ類: 玉ねぎ、長ネギ、ニラ、ニンニクなど。ネギ類に含まれるアリルプロピルジスルフィドという成分が赤血球を破壊し、貧血や黄疸を引き起こします。

 

ナッツ類: 飼育環境では、脂質が多く、消化不良や肥満の原因になります。マカダミアナッツは中毒症状を引き起こす可能性があります。

 

種子: リンゴやサクランボなどの種子には青酸配糖体が含まれており、中毒症状を引き起こす可能性があります。

 

生肉・生卵: サルモネラ菌などの食中毒のリスクがあります。

 

牛乳: 下痢を引き起こす可能性があります。

 

柑橘類: 胃腸への刺激が強いため、大量に与えるのは避けましょう。

4. 水の与え方

フクロモモンガには、常にきれいな水をあげましょう。常温で一度、沸騰して冷ましたものを与えて飲みやすい給水ボトルで飲めるようにしてあげるのがおすすめです。体が小さいので脱水症状を起こさないように常に水分を摂取できるようにします。

 

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フクロモモンガの成長や体調に合わせて餌をあげましょう。もし餌の与え方に疑問や不安がありましたらお気軽にピュアアニマルへお問い合わせ下さい。大切なパートナーをいつまでも一緒にいられるようにサポート致します。

 

 

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