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フェレットの飼い方は?飼育方法や性格について

フェレットってどんな生態

フェレットってどんな生態

今回は、フェレットの飼育方法などについて書いてみました。一人暮らしでも飼育できるフェレットのことをもっと知って楽しく過ごしてみませんか?(2025年7月10日更新)

1.フェレットってどんな生態?どんな性格?

フェレットはイタチ科の哺乳類です。イタチ科には、フェレットの他にも、イタチ、タヌキ、テン、ハクビシン、カワウソなどの動物が属します。活発で遊び好きで、飼い主によく懐く愛らしい動物です。

 

フェレットはヨーロッパやアジアに生息する野生動物ですが、現在はペットとして世界中で飼育されています。

 

大きさは体長が約25〜30cm、体重は約0.6〜1.5kgです。毛色は、クリーム色、白、黒、茶色などがあります。その色味からさらに細分化されアルビノ、スターリングバター、ブラックセーブル、プラチナ、パンダ、セーブル、ブレース、セーブルミット、ホワイトファーブラックアイ、バタースコッチなど多様にカラーがあります。

 

2. フェレットを飼育するのに必要な環境は?

フェレットは温度変化に弱いため、エアコンなどで15〜24℃の室温を保つ必要があります。また、ケージはフェレットが自由に動き回れる大きさのものを選びましょう。また飼育するのに必要な用品は以下のようになります。

 

ケージ

ケージのサイズはフェレットの体長の3〜4倍の広さが理想です。フェレットは地面で生活する動物ですので高さはそれほど必要ではなく、出来るだけ床面積の広いケージを選びましょう。ケージの中には、トイレ、エサ入れ、給水ボトル、寝床を用意してあげてください。好奇心旺盛な動物ですので、おもちゃなどを用意すると興味を示し楽しく遊びます。

 

フェレットにおすすめのケージ:イージーホーム(フェレット)80 

 

(複数のフェレットを飼育する場合)

もし将来的に複数のフェレットを飼育する可能性がある場合、以下の点も考慮に入れると良いでしょう。複数飼育の場合のケージの広さは、1匹の場合よりもさらに広いケージが必要です。フェレット同士の縄張り争いを避けるためにも、個々のスペースを確保できるような配置を検討しましょう。また相性も考慮しましょう。フェレットにも個体差があり、相性が合わない場合もあります。新しいフェレットを迎える際は、慎重に様子を見ながら徐々に慣れさせていくことが大切です。

 

トイレ

トイレは四角いボックス型がお勧めです。フェレットはトレーニングするとトイレを覚えてくれます。角や隅にお尻をくっつけて排泄する習性があるので、トイレはケージの角や隅に置いてあげるとよいでしょう。なお、トイレにはペットシーツかトイレ砂を敷きますが、トイレ砂の場合誤飲する場合がありますので、固まるタイプは避けましょう。

 

エサ入れ

エサ入れはフェレットが食べやすいよう浅皿で、こぼれにくい形状のお皿を用意してあげましょう。

フェレットにおすすめのエサ入れ:フェレットのこぼれにくい食器

 

給水ボトル

フェレットは水をよく飲む動物ですので、新鮮な水を常に飲めるよう大き目の給水ボトルを選びましょう。お皿だとこぼしたり水が汚れたりする場合がありますので、衛生的でお手入れも楽な給水ボトルがお勧めです。

 

寝床

くつろげるスペースを用意してあげましょう。ハンモックを好む仔が多いので、フェレット用のハンモックを設置してあげましょう。また、床で寝る習慣のある仔でしたら、ベッドタイプやマットタイプがあります。

 

おもちゃ

野生ですと土を掘る動きなどで遊ぶ機会があります。家ではなかなか難しいので、その場合にトンネルのおもちゃがあります。中に入って狩猟本能を刺激するおもちゃです。ボールも好きで犬や猫と同様に追っかけっこをしながら遊んでくれます。他にもぬいぐるみや嚙み骨などはストレス発散になります。

 

フェレットは肉食動物なので、肉や魚を主食として与えます。飼育下では、市販のフェレット用フードを与えるのが一般的です。

 

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お手入れ

フェレットは毛が抜けやすいため、毎日ブラッシングをしてあげましょう。ブラッシングをすることで、抜け毛や汚れを落とすことができ、皮膚の健康を保つことができます。また、爪切りや耳掃除などの定期的なケアも必要です。爪切りは、爪が伸びすぎて歩きにくくなったら、月に1〜2回程度行うようにしましょう。耳掃除は、耳垢がたまってきたら、月に1〜2回程度行うようにしましょう。

 

病気

フェレットはデリケートです。定期的な健康診断を受けましょう。健康診断は、生後6ヶ月から1年に1回程度行うようにしましょう。

 

フェレットを飼育するのに必要な環境

3.フェレットを飼うための注意事項

餌のあげ方

フェレットの餌をあげる時には、以下の点に注意しましょう。

 

・食べ残しをこまめに処分する

食べ残しをそのままにしておくと、虫が湧いたり、悪臭が発生したりすることがあります。そのため、朝と夕の1日に2回、残量をチェックして、食べ残しはすぐに処分するようにしましょう。

 

 

・新鮮な水を常に用意する

フェレットは水をたくさん飲む動物です。そのため、新鮮な水を常に用意するようにしましょう。給水ボトルならやや大きめのものを選び、水入れの場合は汚れが溜まらないようこまめに洗浄してください。

 

・栄養バランスが整った餌を与える

フェレットは肉食動物なので、肉や魚を主食とするフェレット専用フードを与えます。また、ビタミンやミネラルなどの栄養素が含まれているサプリメントを併用するとよいでしょう。

 

・フードの急な変更は避ける

他の動物にも言えますが、フェレットもいきなり餌を変えてしまうと慣れるのに時間がかかります。フードを変更するときは、徐々に新しいフードに切り替えるようにしましょう。

 

・おやつは適量を与える

1日1回、少量を与えましょう。脂肪分や糖分が多いおやつは、与えすぎると肥満や健康に問題を引き起こす可能性があります。

 

※食べ過ぎに注意!

フードの食べ過ぎや栄養バランスの崩れによって、肥満や病気を発症することがあります。そのため、フェレットの体調や食事量をこまめにチェックして、異変がないか注意しましょう。

 

緊急時の備えをしましょう。

かかりつけの動物病院なども事前に把握しておくのが良いでしょう。フェレットを診察できる動物病院は限られている場合があります。事前にフェレットの診察が可能な病院を探し、緊急連絡先を控えておきましょう。夜間や休日に対応してくれる病院も調べておくのをおすすめします。

 

当店にて取り扱っている動物全般の診察が可能な病院になります。
田園調布動物病院

 

・しつけについて

トイレのしつけ以外にも、以下の点について触れるとより親切です。

 

・噛み癖の矯正: フェレットは子どもの頃に甘噛みをすることがありますが、これがエスカレートしないよう、適切な方法でしつけることが重要です。噛んだ時に「いけない」と低い声で伝えたり、別の遊びに誘導したりするなどの方法があります。

 

・抱っこの練習: 日頃から優しく抱っこする練習をしておくことで、爪切りや健康チェックなどのケアがしやすくなります。

4.フェレットの臭い対策

フェレットの臭いを軽減し、快適な環境を保つためには、以下の対策が有効です。

 

適切なシャンプー: シャンプーは臭い対策に有効ですが、頻繁すぎるとかえって皮脂の過剰分泌を促してしまうことがあります。月に1回程度を目安に、必ずフェレット専用シャンプーを使用しましょう。人間用や犬猫用はフェレットの皮膚には刺激が強すぎる可能性があるのでフェレット専用をご使用下さい。

 

定期的な耳掃除: フェレットは耳垢がたまりやすく、これが臭いの原因になることがあります。2~3週間に1回程度、専用のイヤークリーナーと綿棒を使って優しく掃除してあげましょう。

 

トイレの清潔保持: フェレットは賢く、トイレの場所を覚えることができます。トイレが汚れていると、そこで排泄しなくなることもあるため、毎日こまめに掃除し、清潔な状態を保つことが重要です。

 

飼育用品の定期的な清掃: ケージ、ハンモック、ベッド、おもちゃなど、フェレットが日常的に触れる用品には皮脂や排泄物の臭いが染みつきやすいです。これらは定期的に洗濯・清掃し、常に清潔に保ちましょう。特に布製のものは、こまめな洗濯が効果的です。

 

消臭剤の活用: ケージ周りの空気や空間の臭い対策には、ペット用の安全な消臭剤を使用すると良いでしょう。芳香剤ではなく、臭いを分解するタイプの消臭剤を選ぶのがおすすめです。また、換気をこまめに行うことも大切です。

 

これらの対策を組み合わせることで、フェレットがより快適に過ごせるだけでなく、飼い主さんにとっても心地よい飼育環境を維持できます。

5.飼い主とコミュニケーションが取れる良きパートナーのフェレット

フェレットは、犬や猫に比べて飼育の手間があまりかかりません。また、大きな鳴き声を上げる動物ではありませんので、マンション住まいの方にも最適なペットです。さらに、フェレットは飼い主さんのライフスタイルに合わせることが出来ますので、一人暮らしの方でも家族に迎えやすいペットだと言えます。

 

ここまでフェレットの飼い方について説明してきまいた。

フェレットに興味を持たれた方は下記でフェレットの情報が見られます。

フェレットの情報はこちらから

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